伊勢神宮参り
お餅街道の、お餅を食べたあと、伊勢神宮を参拝します。
へんば餅の記事 ⇒ http://ameblo.jp/musasabitaro/entry-11163301152.html
二軒茶屋餅の記事 ⇒ http://ameblo.jp/musasabitaro/entry-11163301485.html
伊勢神宮とは、正式には、
皇大神宮(こうたいじんぐう)を祀る内宮(ないぐう)と、
豊受大御神(とようけおおみかみ)を祀る外宮(げくう)、
そして、125社神社の総称だそうです。
神宮参拝の順路は、一番最初に外宮から参拝するのが、古来からのならわしだそうです。
今回、私達も先人のならわしに従って、まずは外宮を参拝してから、
内宮を参拝したいと思います。
~ 外宮 ~
外宮のお祀りしている、豊受大御神は、食物・穀物を司る神様だそうです。
このことから、衣食住、広くは産業の神様としてあがめられているそうです。
第一鳥居口参道。
外宮の表参道にあたります。
橋を渡って、参拝。
橋を渡る前に、下乗。
昔、身分の高い人でも、ここで馬から降りて、参拝したそうです。
勾玉池。
池の脇の参道を通り抜け、さらに正宮を目指します。
大きな、松の大木。
この外宮は、パワースポットとしても、人気を集めているそうです。
正宮の前に、到着して、一礼。
この先は、写真撮影禁止なので、参拝だけを済ませます。
二礼、四拍、一礼。
豊受大御神が鎮座される、正宮を参拝したあと、
別宮もそれぞれ参拝します。
『 土宮(つちのみや) 』
大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)が祀られているそうです。
『 風宮(かぜのみや) 』
級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長戸辺命(しなとべのみこと) が、祀られているそうです。
元寇の蒙古襲来を退けた、神威によって、建立されたそうです。
そして、長い石畳の階段を昇って・・・(98段あるそうです)。
『 多賀宮(たかのみや) 』
豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)を祀っているそうです。
御料御馬。
御料御馬とは、天皇や皇族がお乗りになる馬のことだそうです。
綺麗な芦毛。
すごく、良い名前ですね
伊勢神宮外宮。
30分程度で、十分にゆったり参拝することができます。
せっかくですから、伊勢に訪れた際には、先人のならわしに習って、
外宮も参拝するのが良いのではないでしょうか!?
~ 内宮 ~
外宮を後にしてから、内宮へ向います。
色々なお店が軒を連ねて、賑わいのある、『 おかげ横丁 』。
お伊勢さんの “おかげ”という感謝の気持ちを込めて、平成5年に誕生したのが、
『 おかげ横丁 』 だそうです。
ちなみに、
江戸時代に、集団で伊勢神宮に参拝することを、『 おかげ参り 』 と言ったそうです。
数百万人規模の集団参詣が、60年周期で3回もあったそうです。
横丁内には、江戸時代から明治時代にかけての、赴きのある家屋が移築・再現されて、
様々なお店が軒を連ねています。
竹細工のお店。
虎屋のういろ
⇒ http://www.torayauiro.co.jp/
こちらのお店の前を通ると、お茶の爽やかな良い薫りがします。
心地よくて、お店の中に入ると、色々なお香が販売されています。
三重の名産を集めた、焼き物のお店。
松阪牛の串焼きと、大はまぐり。
軽トラックで、的場の牡蠣が運ばれて来ます。
どれも、殻が大きい
こちらの鶏の丸焼き。
長蛇の列でした。
おかげ横丁、多種多様なお店が軒を連ね、往時のお伊勢参りを彷彿とさせるような、
活気でした
あまりの参拝者の人だかりで、おかげ横丁を抜けるのに、30分。
これから、『 内宮 』 を参拝します。
内宮は、皇室の御祖神である、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っているそうです。
我が国で最も貴く国家の最高神。
五十鈴川。
斎宮が禊(みそぎ)をする川。
私も、こちらで、手を清めます。
内宮を参拝します。
この階段から先は、撮影禁止。
内宮を参拝した、帰り道。
境内には、たくさんの尾長鶏。
~ 赤福 ~
内宮を参拝して、再び、おかげ横丁に戻ります。
内宮の入り口にある、『 赤福 』
⇒ http://www.akafuku.co.jp/index.html
1707年創業の、超老舗のお餅屋さん。
およそ、300年という歴史の中で、大政奉還、西南戦争、第1次世界大戦・・・など、激動な時代とともに歩んできたお店です。
創業年の1707年には、富士山の大噴火があったそうです。
システムは、まず食券売り場で先にお代を支払ってから・・・
お座敷に座ります。
お餅をたくさん載せた、大きなお盆を持った、店員さんに食券を渡して、
お餅と交換します。
名物、『 赤福餅 』
白いお餅の上に、こし餡の載せた、餅菓子。
白いお餅を包んだ、こし餡。
まったりと濃厚な甘み。
餡の形は、五十鈴川のせせらぎを象っているそうです。
三筋の形は、五十鈴川の清流を表しているとか。
白いお餅は、川底の小石を表しているそうです。
『 赤心慶福(せきしんけいふく) 』
まごころ(赤心)をつくすことで、素直に他人の幸せを喜ぶことができる(慶福)。
この言葉から、二文字をとって、『 赤福 』 と名付けたそうです。
赤福
http://www.akafuku.co.jp/index.html
三重県伊勢市宇治中之切町26番地
℡ 0596-22-7000
営業時間 5:00 ~ 17:00 定休日 無休